接続先の検討

remote.it を使うと、デバイス上の TCP ベースのサービスに安全なリモート接続を行うことができます。例えば remote.it を使って22番ポートへの SSH 接続から始めます。

また、以下のようなアプリケーションのために remote.it リンクを設定することができます。

  • http ベースの Webサーバまたはアプリケーション(デフォルトポート 80)

  • https ベースの Webサーバまたはアプリケーション(デフォルトポート 443)

  • VNC サーバ(バーチャルネットワークコンピューティング, リモートデスクトップソフト) (default port 5900)

  • nxWitness(リモートビデオアプリケーション)の 7001番ポート

  • その他、様々なTCPベースのサービスの任意のポート

remote.it インストーラは、上記のサーバアプリケーション自体をインストールしたり管理したりしません。多くのシステムでは、少なくとも ssh と scp(セキュアなリモートコンソールとファイル転送)をデフォルトでサポートしていますが、通常は別途サーバアプリケーションをインストールする必要があります。

ネットワーク/LANアプリケーションへの接続

LAN上の別のデバイスで動作しているTCPサービスを「ネットワーク/LANアプリケーション」と定義しています。例えば、ルータの Web UI は「LAN アプリケーション」の一例です。LAN アプリケーション」オプションを使用すると、そのデバイス自体に remote.it をインストールすることなく、LAN 上の TCP サーバーにアクセスすることができます。

LANアプリケーションの場合は、そのデバイスのIPアドレスを知る必要があります(これは静的なものか、ルータのDHCP IP予約または同様の機能を使用するなどして固定されている必要があります)。また、その他に mdnsを使用する方法も考えられます。

Raspberry Pi の SSH と VNC を設定する

Raspberry Pi では「raspi-config」というプログラムを使って SSH や VNC の有効/無効を設定します。

sudo raspi-config
5 の「Interfacing Options」を選択します。
 image.png

 

次に SSH や VNC の有/無効を設定します。SSH は無効にしないことをお勧めします。GUIでデスクトップにアクセスしたい場合は VNC も有効にします。なお、Raspbian Stretch 以降のデフォルトでは、RealVNCサーバは 5900番ポートでインストールされています。

 image__1_.png

 

すべての Linux システムでは、以下のコマンドを使用して接続可能なアクティブな TCP サーバを表示することができます。

sudo netstat -lpn | grep tcp
 image__2_.png

 

「tcp」で始まる行は IPv4 サービスを表し、「tcp6」と書かれたものは IPv6 と互換性があります。

TCPサーバの場合、ポート番号は以下のように表示されます。

<interface>:port

<interface> はデバイス上の特定のハードウェアインターフェース(ローカルIP)を表します。多くの場合 "0.0.0.0.0" に設定され「すべてのインターフェイス」を意味します。

この例では、以下のアプリケーションが検出されたことを示しています。

  • mosquitto(ポート 1883)

  • vncserver-x11(ポート 5900)

  • nginx(ポート 80)

  • sshd(ポート 22)

通常、tcp と tcp6 の両方のアプリケーションに対応する行があります。この例では、上記のアプリケーションはすべて tcp6 に対応するエントリを持っています。時々、この例の "xrdp "のように、tcp6 のポート割り当てが tcp のポート割り当てと一致しないことがあります。しかし、tcp(IPv4)サーバは実際には利用可能です。念のため、LAN上のデバイスの実際のIPアドレスを使って(つまり、remote.itを使わずに)このポートに接続してみてください。

これらが remote.it リンク を設定する際に必要となるポート番号です。

 

以上で「概要と紹介」のセクションは終了です。

この記事は役に立ちましたか?
0人中0人がこの記事が役に立ったと言っています